苦手な下りを克服しよう
レース2週間前でもまだ間に合う
辞書によると 身体能力とは?
身体が持つ能力。運動能力。多くは膂力、持久力、聴力や瞬発力などを指す。

何いってるかわからない・・。それで結局・・・何?こんなポーズできるか!
【身体能力】この言葉が気になったのは
2021年11月に丹波100という100マイルレースがあり
事前の試走で走りに行ったけど、登りも下りも急でリラックスして降りれなかった。
そこで自分の身体能力が低いのでは?と思い色々調べて考えた。
私は日本SAQ協会認定 SAQインストラクター資格認定制度 レベル1インストラクターの資格は持っていて事前にある程度知識はあった。
SAQとはスピード、アジリティ、クイックネスの頭文字で受講者は
1、サッカーの指導者
2、学校の部活動の顧問
3、地域のスポーツ団体の指導者
のような方だった。
年齢層は幅広く20代から50代ぐらいまでの人が
実践の動きと理論を4日間で学ぶ。

身体能力とは、コースに体を合わせていくことができる能力 のことであり
その対応力全てを指す言葉なのではないかと思う。
筋力などと違い、神経伝達の繋ぎ込みにより早く反応ができるようになるので比較的練習の効果が現れやすい。
練習の効果具体例
58歳男性
●2022年1月に開催された石舞台100のレースで下りが難しいと感じていた
●レース2週間前からできることはないかと尋ねられた
そこで私は
「平地のロードで反復横跳びを今やってみてください!」と答えた。
やってみたおじさんは反復横跳びができなかったのです。
「トレイルでは安全に山を降りるのに必要な能力なので毎日200回やってください!」
とお伝えしました。

ポイントとしては
1足裏の着地点がどこにあるのか
2腰の高さポジショニング重心位置はどこにあるのか
これを意識してやってくださいと伝えました。
実戦ではコンクリートみたいに平坦なところではなくて
根っこ、石、雪で滑ったりしますので
それに対して体を動かして行かねばなりません。
コケたときに、手をついて安全に転んだり、とにかく大怪我しないその辺りを意識しながらやっていかないといけません。
結果 そのおかげなのかどうかは分かりませんが
「下りが苦手だ!苦手だ!」
っていう風に言われていたこのおじさんは1月に行われた
石舞台100を完走しました!
完走できた要因として、
反復横跳びによって体が横方向に動くことができる安心感が整えられて、
トレイルに入って体が斜面に対応できたっていうことかと感じました。
反復横跳びを練習することで怪我しないで
帰れる可能性が上がると思います。

練習方法
1、公園などのコンクリートの場所を見つけます
2、60センチ幅ぐらいで空き缶や目印になるものを置く
3、お子さんがいたら誘ってやってみてください。きっと良いコミュニケーションになります。「お父さん!鈍い」とか言われてムキになってやると思います
4、1日の目安は200回
5、1分間で何回できるかをやってみてください
6、簡単になってきたらバリエーションで 前後 斜なども追加してみる!
効果は2週間で出ると思いますので楽しんでやってみてください