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2026プレ大会

concept

奈良・三重・和歌山を結ぶ3本の世界遺産参詣道

(台高縦走/熊野古道伊勢路/大峯奥駈道)を “自力で繋ぐ” 3ステージ⼤会。

コースマーキングは最⼩限、地図と感覚を頼りに聖地を踏破する“修験的”ロングトレイルです。

RACE INFORMATION -大会要項-

【大会名】世界遺産 参詣道ファイナル
World Heritage Pilgrimage Final Race (WPFR) 310km


■開催日時:2026年4月30日(木)〜5月5日
0泊2日 3ステージ制

■コンセプト
速玉大社、那智の滝、熊野本宮の熊野三山を自らの足で“結ぶ”究極の参詣道

地図と自身の感覚を頼りに踏破する大会を開催します。

深遠な歴史と大自然を体ごと浴びるように感じながら、

千年を超える信仰の足跡を追う――。

奈良・三重・和歌山を結ぶ修験道の険しさと神秘に触れ、

一歩一歩の足取りが魂を揺さぶる体験は、まさに“修験の極み”。

幾重にも重なる山々が見せる圧倒的なスケール、

古来より行者たちが心血を注ぎ繋いだ道程を、

あなた自身の力で辿り着くとき、

得られる達成感は何ものにも代え難い輝きとなるでしょう。

自らの足で歴史と祈りの道を貫き、

聖域の深奥へと踏み込む旅

・想定参加人数:20名程度(選考基準あり)
・選考期間 2025/6/1-11/30
・エントリー12/1~12/10


・選手には専用のイベント用のビブスを配布します。


■スケジュール


◆ Stage 1

4/30 08:00 スタート → 5/1 (金) 19:00 関門(35 h)


: 榛原駅〈奈良〉 → 台高山脈縦走 → 大台ヶ原ビジターセンター → 尾鷲駅


: 約 105 km / +6,500 m
台高の深い原生林と大台ヶ原の天空台地を越え、紀伊半島の太平洋側へ一気に下るロングレンジ。ガス、雨、ナビゲーション困難。

◆ Stage 2

5/2(土) 08:00 スタート → 5/3 (日) 19:00 関門(35 h)


: 尾鷲駅 → 熊野古道・伊勢路(馬越峠・七里御浜) → 那智速玉大社 → 那智の滝 → 熊野本宮大社 → おとなしの郷


: 約 110 km / +5,500 m
海と山を行き交う伊勢路の石畳と海岸線、那智の大瀑布、熊野三山——信仰の核心を串刺しにしながら、熊野川流域へ。日中は暑熱、夜は川霧による寒暖差に注意。

◆ Stage 3

5/4 (月・祝) 04:00 スタート → 5/5 (火・祝) 20:00 関門(40h)


: おとなしの郷 → 大峯奥駈道(釈迦ヶ岳・弥山・山上ヶ岳) → 吉野駅


: 約 95 km / +7,800 m
役行者ゆかりの奥駈主稜を丸2日かけて縦走。標高1,500〜1,900 m帯を夜間に越えるため、防寒装備が推奨。女人禁制区間の迂回ルールも要確認。

◎ 全行程まとめ


: 約 310 km
: 約 19,800 m
: 4/30〜 5/5 (火祝)


■宿について
- 予約は、申告された方分をまとめてお取りします。自分で予約いただいても構いません。


- お支払いは、選手各自が実費にて宿に直接お支払いいただきます。余裕をもった現金をご持参ください。


※ご家族やご友人のエイドステーションでのサポートは「有り」の方向で運営しています。

■大会側サポート内容
・ドロップバッグおよびネームタグ支給/運搬
・エイドステーションの設置、エイドステーションでのリタイア者の回収(エイドステーションのみ)
・手荷物バッグ(42L)+ドロップバッグ(20L)の事前送付

■レース参加対象者(参加資格含む)
以下のような方を推奨

・Kyoto great round GT200km完走者
・Tokai Peninsula GT200完走者
・参詣道トライアングル完走者
・コースの難易度を理解している方
・日本語でコミュニケーションができる方



(台高縦走、大峯奥駈道を試走しておりタイムチャートに実績を記入できることが望ましい。)

※何かあっても助けにもいくことはできない、関西でも最も難しいとされるコースです。

※参加にあたり理解しておいていただきたいこと。(自己責任)
・コースはノンマーキング。参考GPXデータあり。(夜間ひとりになることもございます)
・コースはアップダウンが大変激しく、岩場やロープ場、鎖場、梯子場を通過する修験道となります。
・コースは携帯の電波圏外となる場所も多く含まれます。(池木屋山〜大台ヶ原ビジターセンター手前まで電波普通)

■必携装備
どのような状況になっても生きて帰れる装備を、自身で考え実行できる人のみが参加可能です。装備について大会側に質問をされる方は本大会参加に向いておりませんので、参加自体を見合わせてください。

(参考)
・トレイルランニングシューズ
・レインウエア上下
・ファーストエイドキット
・浄水器
・食料4,000Kcal以上
・携帯電話
・エマージェンシーシート
・長袖インナー
・カーフカバーまたはタイツ
・携帯充電器
・防寒手袋、防水手袋
・ヘッドライト+数日分のヘッドライト予備電池
・予備ライト
・モバイルバッテリー等

必携品
ツエルト(それに類するもの)
エマージェンシビビイ

エントリーフィー
¥72,000
(マイイブキをお持ちの方-¥6,000 で¥66,000となります)


■必須
・各自、山岳保険に加入すること
※万が一、遭難や大怪我など、事故が起きた際にご自身で安心できる保険や対策を各自お取りください。

■募集
大会運営サポート10名 (ドロップバッグの運搬、エイドの設営等)

■注意点
・リタイアできる場所はごく限られており、迎えに行くこともできません。全て自己手配/自己責任となります。
・あらかじめコースはかなり厳しいことをご承知おきください。

自分に参加資格があるか知りたい場合は以下のコースを24時間以内に踏破してみてください。

山神神社大台ヶ原ビジターセンター

実際のレースでは
榛原駅〜大台ヶ原ビジターセンター27〜28時間が足切りの関門時間となります。

開催概要とステージプロフィール

Stage
1 XS
2 XS
3 XS
Stage日時区間距離累積制限時間
14/30 08:00 → 5/1 19:00椿原駅▶ 台高縦走 ▶ 尾鷲駅約105 KM+6500 M35 H
25/2 08:00 → 5/3 19:00▶尾鷲駅 ▶ 熊野本宮大社 約 110 KM+5500 M35 H
35/4 04:00 → 5/5 20:00▶ 大峯奥駈道▶ 吉野駅約 95 KM+7800 M40 H

* 合計:距離 約 310 km / 累積高度 約 19,800 m(予定)

その他の事項

本イベントでは保険に加入しておりますが主催者が負う責任の範囲は以下となります。
死亡、後遺障害 300万円
入院(日額) 3,000円
通院(日額) 2,000円

個別に保険に入られることを強くお勧めします。

また本イベントは、
冬の山道を24時間を超えて行動する過酷なイベントです。「初心者、運動していない方に向けたイベントではないことも理解していただいているもの」
とみなし、エントリー後の返金はおこなません。

・天候、体調不良、道迷い、転倒、滑落、落石などによる様々な傷病や遭難のリスクは、全て参加者の責任となり、主催者は一切責を負いません。了承の上エントリー願います。

・救護される人が必要な場合は、救助隊を呼ぶことがあります。この場合にかかった費用は、救護された方が負担します。

・大会本部に連絡がとれなかった場合、119などで直接救急サービスを呼び出してもかまいません。

2026参詣道ファイナル310km

エントリーはこちら2025/6/1~11/30

事前提出課題はこちらです

事前に課題を提出する目的は参加者のレベルを図り、生存確率を上げることが主な目的です。どんな登山にも計画があり、そして実施できる体力が揃って初めて達成となります。課題の締め切りは2025/11/30

課題提出はこちら